105 居宅療養管理指導「自己点検一覧表」(基準)
点検年月日
事業所名
法人名
点検者職氏名
法人・事業所
出席者
点検事項 点 検 項 目 点検結果 根拠法令等 点検書類等 第1 基本方針 指定居宅療養管理指導の事業は,要介護状態となった場合においても,その利用者が可能な限り
その居宅において,その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう,医師,歯科 医師,薬剤師,看護職員(歯科衛生士が行う居宅療養管理指導に相当するものを行う保健師,看護 師及び準看護師を除いた保健師,看護師又は准看護師),歯科衛生士(歯科衛生士が行う居宅療養 管理指導に相当するものを行う保健師,看護師及び准看護師を含む。 )又は管理栄養士が,通院 が困難な利用者に対して,その居宅を訪問して,その心身の状況,置かれている環境等を把握し, それらを踏まえて療養上の管理及び指導を行うことにより,その者の療養生活の質の向上を図るも のとなっているか。
・ 事業運営の方針は上記の基本方針に沿ったものとなっているか。
適・否
適・否
法第 73 条第 1 項
函館市指定居宅サー ビス等の事業の人員, 設備および運営に関 する基準等を定める 条例(以下「指定居 宅サービス等基準条 例」という。)第 90 条
・概況説明
・定款,寄付行為等
・運営規定
・パンフレット等
第2 人員に関す る基準
指定居宅療養管理指導事業者が指定居宅療養管理指導事業所ごとに置くべき従業者の員数は,次 に揚げる指定居宅療養管理指導事業所の種類の区分に応じ,次に定めるとおりとしているか。
(1) 病院又は診療所である指定居宅療養管理指導事業所 ① 医師又は歯科医師
② 薬剤師,看護職員,歯科衛生士又は管理栄養士:その提供する指定居宅療養管理指導の内容 に応
じた適当数
(2) 薬局である指定居宅療養管理指導事業所 薬剤師
(3) 指定訪問看護ステ-ション等(指定訪問看護ステ-ション及び指定介護予防訪問看護ス テ-ション(指定介護予防サ-ビス等基準第 63 条第 1 項にいう指定介護予防訪問 看護ステ-ション)である指定居宅療養管理指導事業所
看護職員
なお,指定居宅療養管理指導事業者が指定介護予防居宅療養管理指導事業者の指定を併せて受け, かつ,指定居宅療養管理指導の事業と指定介護予防居宅療養管理指導の事業とが同一の事業所にお
適・否
法第 74 条第 1 項
指定居宅サービス等 基準条例第 91 条 第 1 項
・職員勤務表
・職務分担表
・出勤簿
・資格を確認する書類
いて一体的に運営されている場合については,指定介護予防サービス等基準に規定する人員に関す る基準を満たすことをもって,人員に関する基準を満たしているものとみなして差し支えない。
指定居宅サービス等 基準条例第 91 条第 2 項
第3 設備に関す る基準
指定居宅療養管理指導事業所は,病院,診療所,薬局又は指定訪問看護ステ-ション等であって, 指定居宅療養管理指導の事業の運営に必要な広さを有しているか。
また,指定居宅療養管理指導の提供に必要な設備及び備品を備えているか。
なお,指定居宅療養管理指導事業者が指定介護予防居宅療養管理指導事業者の指定を併せて受け, かつ,指定居宅療養管理指導の事業と指定介護予防居宅療養管理指導の事業とが同一の事業所にお いて一体的に運営されている場合については,指定予防介護サービス等基準に規定する設備に関す る基準を満たすことをもって,設備に関する基準を満たしているものとみなして差し支えない。
{設備については全て現場確認}
(設備・備品等は当該病院又は診療所における診療用のものを使用できる。)
適・否
適・否
法第 74 条第 2 項
指定居宅サービス等 基準条例第 92 条第 1 項
指定居宅サービス等 基準条例第 92 条第 2 項
・開設許可証
・事業所の平面図
・設備,備品台帳
点検事項 点 検 項 目 点検結果 根拠法令等 点検書類等
第4 運営に関す る基準 1 内容及び手続
の説明及び同意
(1) 指定居宅療養管理指導事業者は,指定居宅療養管理指導の提供の開始に際し,あらかじ め,利用申込者又はその家族に対し,運営規定の概要,居宅療養管理指導従業者の勤務の体 制その他の利用申込者のサービスの選択に資すると認められる重要事項を記した文書を交付 して説明を行い,当該提供の開始について利用申込者の同意を得ているか。
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 9 条)
・運営規程
・説明文書
・利用申込書 ( 契 約書 等)
・同意に関する記録
(2) 文書はわかりやすいものとなっているか。
・ 重要事項を記した文書に不適切な事項がないか。
・ 利用申込者の同意はどのように得ているか。
適・否
適・否
準用 ( 平 11 老企 25 第 3 の一の 3(1))
2 提供拒否の禁 止
指定居宅療養管理指導事業者は,正当な理由なく指定居宅療養管理指導の提供を拒んではいない か。
特に,要介護度や所得の多寡を理由にサービスの提供を拒否していないか。
(正当な理由の具体例)
① 当該事業所の現員では対応しきれない。
② 利用申込者の居住地が通常の事業の実施地域外である。
③ 適切なサービスを提供することが困難である。
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 10 条)
準用 ( 平 11 老企 25 第 3 の一の 3(2))
・利用申込受付簿
・要介護度の分布がわ かる資料
3 サービス提供 困難時の対応
指定居宅療養管理指導事業者は,当該指定居宅療養管理指導事業所の通常の事業の実施地域等を 勘案し,利用申込者に対し自ら適切な指定居宅療養管理指導を提供することが困難であると認めた 場合は,当該利用申込者に係る居宅介護支援事業者への連絡,適当な他の指定居宅療養管理指導事 業者等の紹介その他の必要な措置を速やかに講じているか。
・利用申込者に対する他の事業者への紹介方法はどのように行っているか。
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 11 条)
・サービス提供依頼書
4 受給資格等の 確認
(1) 指定居宅療養管理指導事業者は,指定居宅療養管理指導の提供を求められた場合は,そ の者の提示する被保険者証によって,被保険者資格,要介護認定の有無及び要介護認定の有 効期間を確かめているか。
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 12 条第 1 項)
・サービス提供票
・利用者に関する記録
(2) 指定居宅療養管理指導事業者は,被保険者証に,認定審査会意見が記載されているとき は,当該認定審査会意見に配慮して,指定居宅療養管理指導を提供するよう努めているか。
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 12 条第 2 項)
点検事項 点 検 項 目 点検結果 根拠法令等 点検書類等
5 要介護認定の 申請に係る援助
(1) 指定居宅療養管理指導事業者は,指定居宅療養管理指導の提供の開始に際し,要介護認 定を受けていない利用申込者については,要介護認定の申請が既に行われているかどうかを 確認し,申請が行われていない場合は,当該利用申込者の意思を踏まえて速やかに当該申請 が行われるよう必要な援助を行っているか。
(例:手続きの説明)
① 要介護認定の効力は,申請時に遡及適用され,費用が保険給付の対象となる。
② 市町村への連絡等。
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 13 条第 1 項)
・利用者に関する記録
(2) 指定居宅療養管理指導事業者は,居宅介護支援 ( これに相当するサービスを含む。 ) が利用者に対して行われていない等の場合であって必要と認めるときは,要介護認定の更新 の申請が,遅くとも当該利用者が受けている要介護認定の有効期間が終了する 30 日前に はなされるよう,必要な援助を行っているか。
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 13 条第 2 項)
6 心身の状況等 の把握
指定居宅療養管理指導事業者は,指定居宅療養管理指導の提供に当たっては,利用者に係る居宅 介護支援事業者が開催するサービス担当者会議等を通じて,利用者の心身の状況,病歴,服薬歴, その置かれている環境,他の保健医療サービス又は福祉サービスの利用状況等の把握に努めている か。
・ 利用者の状況把握の方法はどのように行っているか。
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 14 条)
・利用者台帳 ( 居宅支援経
過 )
( サービス担当者会 議の 要点 )
7 居宅介護支援 事業者等との連 携
(1) 指定居宅療養管理指導事業者は,指定居宅療養管理指導を提供するに当たっては,居宅 介護支援事業者その他保健医療サービス又は福祉サービスを提供する者との密接な連携に努 めているか。
・ 居宅療養管理指導を提供するに当たって,居宅介護支援事業者,その他サービス提供者とどの ように連携を図っているか。
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 69 条第 1 項 )
・情報提供に関する記 録
・終了に際しての注意 書
(2) 指定居宅療養管理指導事業者は,指定居宅療養管理指導の提供の終了に際しては,利用 者又はその家族に対して適切な指導を行うとともに,主治の医師及び居宅介護支援事業者に
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98
対する情報の提供並びに保健医療サービス又は福祉サービスを提供する者との密接な連携に 努めているか。
・ 居宅療養管理指導の提供の終了に当たって,主治医,居宅介護支援事業者,その他サービス提 供者とどのように連携を図っているか。
条準用(第 69 条第 2 項)
点検事項 点 検 項 目 点検結果 根拠法令等 点検書類等 8 居宅サービス
計画に沿った サービスの提供
指定居宅療養管理指導事業者は,居宅サービス計画が作成されている場合は,当該計画に沿った 指定居宅療養管理指導を提供しているか。
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 17 条)
・居宅サービス計画書 (1)(2)
・週間サービス計画表
・利用者に関する記録
・サービス提供票
9 身分を証する 書類の携行
(1) 指定居宅療養管理指導事業者は,居宅療養管理指導従業者に身分を証する書類を携行さ せ,利用者又はその家族から求められたときは,これを提示すべき旨を指導しているか。
・ どのような方法で指導を行っているか。
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 19 条)
・実態確認
・就業規則
・業務マニュアル
・研修マニュアル
・身分を証する書類
(2) 証書等には,当該指定居宅療養管理指導事業所の名称,当該居宅療養管理指導従業者の 氏名の記載があるか。
・ 写真の貼付や職能の記載もあることが望ましい。
適・否
準用(平 11 老 企 25 第 3 の 一の 3(8))
10 サービス の提供の記録
(1) 指定居宅療養管理指導事業者は,指定居宅療養管理指導を提供した際には,当該指定居 宅療養管理指導の提供日及び内容,当該指定居宅療養管理指導について法第 41 条第 6 項の規定により利用者に代わって支払を受ける居宅介護サービス費の額その他必要な事項を, 利用者の居宅サービス計画を記載した書面又はこれに準ずる書面に記載しているか。
(2) 指定居宅療養管理指導事業者は,指定居宅療養管指導を提供した際には,提供した具体 的なサービスの内容等を記録するとともに,利用者からの申出があった場合には,文書の交 付その他適切な方法により,その情報を利用者に対して提供しているか。
適・否
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 20 条第 1 項)
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 20 条第 2 項)
・サービス提供票,別 表
・居宅サービス計画書
・業務日誌
・居宅療養管理指導記 録
11 利用料等 の受領
(1) 指定居宅療養管理指導事業者は,法定代理受領サービスに該当する指定居宅療養管理指 導を提供した際には,その利用者から利用料の一部として,当該指定居宅療養管理指導に係 る居宅介護サービス費用基準額から当該指定居宅療養管理指導事業者に支払われる居宅介護 サービス費の額を控除して得た額の支払を受けているか。
・ 1割または2割相当額の支払いを受けているか。
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 93 条第 1 項
・運営規程
・サービス提供票,別 表
・領収証控
・重要事項説明書
・車両運行日誌
・説明文書
・利用申込書
・同意書
点検事項 点 検 項 目 点検結果 根拠法令等 点検書類等 (2) 指定居宅療養管理指導事業者は,法定代理受領サービスに該当しない指定居宅療養管理
指導を提供した際にその利用者から支払を受ける利用料の額及び指定居宅療養管理指導に係 る居宅介護サービス費用基準額と,健康保険法第 63 条第 1 項又は高齢者の医療の確 保に関する法律第 64 条第 1 項に規定する療養の給付のうち指定居宅療養管理指導に 相当するものに要する費用の額との間に,不合理な差額が生じないようにしているか。
{法定代理受領サービスに該当しない指定居宅療養管理指導を提供した場合}
・ 10 割相当額の支払いを受けているか。
適・否
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 93 条第 2 項
(3) 指定居宅療養管理指導事業者は,上記 (1) 及び (2) の支払を受ける額のほか, 指定居宅療養管理指導の提供に要する交通費の額以外の支払を利用者から受けていないか。
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 93 条第 3 項
(4) 指定居宅療養管理指導事業者は,上記 (3) の費用の額に係るサービスの提供に当 たっては,あらかじめ,利用者又はその家族に対し,当該サービスの内容及び費用について
説明を行い,利用者の同意を得ているか。 適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 93 条第 4 項
(5) 指定居宅療養管理指導事業者は,指定居宅療養管理指導その他のサービス提供に要した 費用につき,その支払を受ける際,当該支払をした居宅要介護被保険者に対し,厚生省令 (
施行規則第 65 条 ) で定めるところにより,領収証を交付しているか。 適・否
法第 41 条第 8 項
(6) 指定居宅療養管理指導事業者は,法第 41 条第 8 項の規定により交付しなけれ ばならない領収証に,指定居宅療養管理指導について居宅要介護被保険者から支払を受けた 費用の額のうち,同条第 4 項第 1 号に規定する厚生労働大臣が定める基準により算定 した費用の額(その額が現に当該指定居宅療養管理指導に要した費用の額を超えるときは, 当該現に指定居宅療養管理指導に要した費用の額とする。 ) に係るもの及びその他の費用 の額を区分して記載し,当該その他の費用の額についてはそれぞれ個別の費用ごとに区分し て記載しているか。
・ 領収証には費用区分を明確にしているか。
① 基準により算定した費用の額又は現に要した費用
② その他の費用(個別の費用ごとの区分)
適・否
施行規則第 65 条
12 保険給付 の請求のための 証明書の交付
指定居宅療養管理指導事業者は,法定代理受領サービスに該当しない指定居宅療養管理指導に係 る利用料の支払を受けた場合は,提供した指定居宅療養管理指導の内容,費用の額その他必要と認
められる事項を記載したサービス提供証明書を利用者に対して交付しているか。 適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 22 条)
・サービス提供証明書
(控)
(介護給付費明細書 代 用可)
点検事項 点 検 項 目 点検結果 根拠法令等 点検書類等 13 指定居宅
療養管理指導の 基本取扱方針
(1) 指定居宅療養管理指導は,利用者の要介護状態の軽減又は悪化の防止に資するよう,計 画的に行われて
いるか。
適・否 指定居宅サービス等 基準条例第 94 条第 1 項
・居宅サービス計画書
・評価を実施した記録
(2) 指定居宅療養管理指導事業者は,自らその提供する指定居宅療養管理指導の質の評価を 行い,常にその改善を図っているか。
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 94 条第 2 項
14 指定居宅 療養管理指導の 具体的取扱方針 (1) 医師又は 歯科 医師の行う 指定 居宅療養管 理指 導の方針
① 指定居宅療養管理指導の提供に当たっては,訪問診療等により常に利用者の病状及び心身の 状況を把握し,計画的かつ継続的な医学的管理又は歯科医学的管理に基づいて,居宅介護支 援事業者等に対する居宅サービス計画の作成等に必要な情報提供並びに利用者又はその家族 に対し,居宅サービスの利用に関する留意事項,介護方法等についての指導,助言等を行っ ているか。
② 指定居宅療養管理指導の提供に当たっては,利用者又はその家族からの介護に関する相談に 懇切丁寧に応ずるとともに,利用者又はその家族に対し,療養上必要な事項等について,理 解しやすいように指導又は助言を行っているか。
③ 上記②に規定する利用者又はその家族に対する指導又は助言については,療養上必要な事項 等を記載した文書を交付するよう努めているか。
④ 指定居宅療養管理指導の提供に当たっては,療養上適切な居宅サービスが提供されるために 必要があると認める場合又は居宅介護支援事業者若しくは居宅サービス事業者から求めが あった場合は,居宅介護支援事業者又は居宅サービス事業者に対し,居宅サービス計画の作 成,居宅サービスの提供等に必要な情報提供又は助言を行っているか。
⑤ 上記④に規定する居宅介護支援事業者又は居宅サービス事業者に対する情報提供又は助言に ついては,原則として,サービス担当者会議に参加することにより行われているか。
⑥ 上記⑤の場合において,サービス担当者会議への参加によることが困難な場合については, 居宅介護支援事業者又は居宅サービス事業者に対して,原則として,情報提供又は助言の内 容を記載した文書を交付して行っているか。
⑦ それぞれの利用者について,提供した指定居宅療養管理指導の内容について,速やかに診療 録に記録しているか。
適・否
適・否
適・否
適・否
適・否
適・否
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 95 条第 1 項 1 号 指定居宅サービス等 基準条例第 95 条第 1 項 2 号 指定居宅サービス等 基準条例第 95 条第 1 項 3 号 指定居宅サービス等 基準条例第 95 条第 1 項 4 号 指定居宅サービス等 基準条例第 95 条第 1 項 5 号 指定居宅サービス等 基準条例第 95 条第 1 項 6 号 指定居宅サービス等 基準条例第 95 条第 1 項 7 号
・居宅サービス計画書
・使用しているパンフ レット等
・相談・助言を記録し た書類等
( サービス担当者会 議の 要点 )
・診療録
・処方箋
(2) 薬剤師, 歯科衛生士又は 管理栄養士の行 う指定居宅療養 管理指導の方針
① 指定居宅療養管理指導の提供に当たっては,医師又は歯科医師の指示(薬局の薬剤師による 指定居宅療養管理指導にあっては,医師又は歯科医師の指示に基づき当該薬剤師が策定した 薬学的管理指導計画)に基づき,利用者の心身機能の維持回復を図り,居宅における日常生 活の自立に資するよう,妥当適切に行っているか。
② 指定居宅療養管理指導の提供に当たっては,懇切丁寧に行うことを旨とし,利用者又はその 家族に対し,療養上必要な事項について,理解しやすいように指導又は説明を行っているか。
③ 常に利用者の病状,心身の状況及びその置かれている環境の的確な把握に努め,利用者に対 し適切なサービスを提供しているか。
④ それぞれの利用者について,提供した指定居宅療養管理指導の内容について,速やかに診療 記録を作成するとともに,医師又は歯科医師に報告しているか。
適・否
適・否
適・否
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 95 条第 2 項 1 号
指定居宅サービス 等基準条例第 95 条第 2 項 2 号 指定居宅サービス等 基準条例第 95 条第 2 項 3 号 指定居宅サービス等 基準条例第 95 条第 2 項 4 号
(3) 看護職員 の行う指定居宅 療養管理指導の 方針
①指定居宅管理指導の提供に当たっては,居宅介護支援事業者等に対する居宅サ-ビス計画作成 等に必要な情報提供並びに利用者に対する療養上の相談及び支援を行っているか。
②指定療養管理指導の提供に当たっては,懇切丁寧に行うことを旨とし,利用者又はその家族に 対し療養上必要な事項について,理解しやすいように指導又は助言を行っているか。
③それぞれの利用者について,提供した指定供託療養管理指導の内容について,速やかに記録を 作成するとともに,医師又は居宅介護支援事業者等に報告しているか。
適・否
適・否
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 95 条第 3 項 1 号 指定居宅サービス等 基準条例第 95 条第 3 項 2 号 指定居宅サービス等 基準条例第 95 条第 3 項 3 号
点検事項 点 検 項 目 点検結果 根拠法令等 点検書類等 15 利用者に
関す る市町村へ の通知
指定居宅療養管理指導事業者は,指定居宅療養管理指導を受けている利用者が次のいずれかに該 当する場合は,遅滞なく,意見を付してその旨を市町村に通知しているか。
① 正当な理由なしに指定居宅療養管理指導の利用に関する指示に従わないことにより,要介 護状態の程度を増進させたと認められたとき。
② 偽りその他不正な行為によって保険給付を受け,又は受けようとしたとき。
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 27 条)
・市町村に送付した通 知に係る記録
16 管理者の 責務
(1) 指定居宅療養管理指導事業所の管理者は,指定居宅療養管理指導事業所の従業者の管理 及び指定居宅療養管理指導の利用の申込みに係る調整,業務の実施状況の把握その他の管理
を一元的に行っているか。 適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 56 条第 1 号)
・組織図・組織規程
・運営規程
・職務分担表
・業務報告書
・業務日誌
(2) 指定居宅療養管理指導事業所の管理者は,当該指定居宅療養管理指導事業所の従業者に 運営に関する基準を遵守させるため必要な指揮命令を行っているか。
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 56 条第 2 項)
17 運営規程 指定居宅療養管理指導事業者は,指定居宅療養管理指導事業所ごとに,次に揚げる事業の運営に 適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 96
・運営規程
ついての重要事項に関する規程(運営規程)を
定めているか。
① 事業の目的及び運営の方針
② 従業者の職種,員数及び職務の内容
③ 営業日及び営業時間
④ 指定居宅療養管理指導の種類及び利用料その他の費用の額
⑤ その他運営に関する重要事項
・ ①~⑤の内容は適正か
適・否 条
18 勤務体制 の確保等
(1) 指定居宅療養管理指導事業者は,利用者に対し適切な指定居宅療養管理指導を提供でき るよう,指定居宅療養管理指導事業所ごとに,居宅療養管理指導従業者の勤務の体制を定め
ているか。 適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 32 条第 1 項)
・就業規則
・運営規程
・雇用契約書
・勤務表
・研修受講修了証明書
・研修計画,出張命令 書
・研修会資料
(2) 指定居宅療養管理指導事業所ごとに,原則として月ごとの勤務表を作成し,居宅療養管 理指導従業者については,日々の勤務時間,職務の内容,常勤・非常勤の別等を明確にしてい
準用 ( 平 11 老企 25 第 3
るか。 適・否 の一の 3(19) の
① )
点検事項 点 検 項 目 点検結果 根拠法令等 点検書類等
(3) 指定居宅療養管理指導事業者は,指定居宅療養管理指導事業所ごとに,当該指定居宅療 養管理指導事業所の居宅療養管理指導従業者によって指定居宅療養管理指導を提供している
か。 適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 32 条第 2 項)
(4) 居宅療養管理指導従業者は,その職種によっては,労働者派遣法に規定する派遣労働者 ではないか。
( 労働者派遣法第 2 条 )
この法律において,次の各号に掲げる用語の意義は,当該各号に定めるところによる。
一 労働者派遣
自己の雇用する労働者を,当該雇用関係の下に,かつ,他人の指揮命令を受けて当該他人 のために労働に従事させることをいい,当該他人に対し,当該労働者を当該他人に雇用さ せることを約してするものではない。
二 派遣労働者
適・否
平 11 老企 25 第 3 の五の 3(5) の②
事業主が雇用する労働者であって,労働者派遣の対象となるものをいう。
(5) 指定居宅療養管理指導事業者は,居宅療養管理指導従業者の資質の向上のために,その 研修の機会を確保しているか。
・ 研修機関が実施する研修や事業所内の研修に参加させているか。
適・否
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 32 条第 3 項)
19 衛生管理 等
(1) 指定居宅療養管理指導事業者は,居宅療養管理指導従業者の清潔の保持及び健康状態に ついて,必要な管理を行っているか。
特に,指定居宅療養管理指導事業者は,居宅療養管理指導従事者が感染源となることを予防 し,また居宅療養管理指導従事者を感染の危険から守るため,使い捨ての手袋等感染を予防 するための備品等を備えるなど対策を講じているか。
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 33 条第 1 項) 準用 ( 平 11
・健康診断の記録
・衛生マニュアル等
・ 健康診断の実施状況(年 1or2 回)
・ 衛生マニュアル,健康マニュアル類の策定状況等
老企 25 第 3 の一の 3(20) )
(2) 指定居宅療養管理指導事業者は,指定居宅療養管理指導事業所の設備及び備品等につい て,衛生的な管理に努めているか。
・ 設備及び備品についてどのようにして衛生的な管理に努めているか(設備の清掃,消毒,備 品等の保管方法,保管状態)。
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 33 条第 2 項)
点検事項 点 検 項 目 点検結果 根拠法令等 点検書類等
20 掲示 指定居宅療養管理指導事業者は,指定居宅療養管理指導事業所の見やすい場所に,運営規程の概 要,居宅療養管理指導従業者の勤務の体制その他の利用申込者のサービスの選択に資すると認めら れる重要事項を掲示しているか。
・ 記載事項,文字の大きさ,掲示方法等の確認
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 34 条)
・掲示物
21 秘密保持 等
(1) 指定居宅療養管理指導事業所の従業者は,正当な理由がなく,その業務上知り得た利用 者又はその家族の秘密を漏らしていないか。
・ 秘密保持のため必要な措置を講じているか(例えば雇用時の取り決め等を行っているか)。
適・否 適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 35 条第 1 項)
・就業時の取り決め等 の記録
・利用者の同意書
・情報提供に使用され た文書等(会議資料 等)
(2) 指定居宅療養管理指導事業者は,当該指定居宅療養管理指導事業所の従業者であった者 が,正当な理由がなく,その業務上知り得た利用者又はその家族の秘密を漏らすことがない
よう,必要な措置を講じているか。 適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 35 条第 2 項)
(3) 指定居宅療養管理指導事業者は,サービス担当者会議等において,利用者の個人情報を 用いる場合は利用者の同意を,利用者の家族の個人情報を用いる場合は当該家族の同意を, あらかじめ文書により得ているか。
・ 利用者(家族)に適切な説明(利用の目的,配付される範囲等)がなされているか。
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 35 条第 3 項)
・ 同意内容以外の事項まで情報提供していないか。 適・否 適・否
22 居宅介護 支援事業者に対 する利益供与の 禁止
指定居宅療養管理指導事業者は,居宅介護支援事業者又はその従業者に対し,利用者に対して特 定の事業者によるサービスを利用させることの対償として,金品その他の財産上の利益を供与して いないか。
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 37 条)
23 苦情処理 (1) 指定居宅療養管理指導事業者は,提供した指定居宅療養管理指導に係る利用者及びその 家族からの苦情に迅速かつ適切に対応するために,苦情を受け付けるための窓口を設置する 等の必要な措置を講じているか。
具体的には,相談窓口,苦情処理の体制及び手順等当該事業所における苦情を処理するため に講ずる措置の概要について明らかにし,利用申込者又はその家族にサービスの内容を説明 する文書に苦情に対する措置の概要についても併せて記載するとともに,事業所に掲示する こと等を行っているか。
・ 苦情に対して速やかに対応しているか。また,利用者に対する説明など適切か。
適・否
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 38 条第 1 項)
準用 ( 平 11 老企 25 第 3 の一の 3(23) の
①)
・運営規程
・重要事項説明書
・掲示物
・苦情に関する記録
・指導等に関する記録
点検事項 点 検 項 目 点検結果 根拠法令等 点検書類等 (2) 指定居宅療養管理指導事業者は, (1) の苦情を受け付けた場合には,当該苦情の内
容等を記録しているか。
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 38 条第 2 項)
(3) 指定居宅療養管理指導事業者は,苦情がサービスの質の向上を図る上での重要な情報で あるとの認識に立ち,苦情の内容を踏まえ,サービスの質の向上に向けた取組を自ら行って
いるか。 適・否
準用 ( 平 11 老企 25 第 3 の一の 3(23) の
②)
(4) 指定居宅療養管理指導事業者は,提供した指定居宅療養管理指導に関し,法第 23 条の規定により市町村が行う文書その他の物件の提出若しくは提示の求め又は当該市町村の 職員からの質問若しくは照会に応じているか。
また,利用者からの苦情に関して市町村が行う調査に協力するとともに,市町村から指導又 は助言を受けた場合においては,当該指導又は助言に従って必要な改善を行っているか
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 38 条第 3 項)
(5) 指定居宅療養管理指導事業者は,市町村からの求めがあった場合には, (4) の改善 の内容を市町村に報告しているか。
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 38 条第 4 項)
(6) 指定居宅療養管理指導事業者は,提供した指定居宅療養管理指導に係る利用者からの苦 情に関して国民健康保険団体連合会が行う法第 176 条第 1 項第 2 号の調査に協力 するとともに,国民健康保険団体連合会から同号の指導又は助言を受けた場合においては, 当該指導又は助言に従って必要な改善を行っているか。
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 38 条第 5 項)
(7) 指定居宅療養管理指導事業者は,国民健康保険団体連合会から求めがあった場合には, (6) の改善の内容を国民健康保険団体連合会に報告しているか。
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 38 条第 6 項)
24 地域との連 携
指定居宅療養管理指導事業者は,その事業の運営に当たっては,提供した指定居宅療養管理指導 に関する利用者からの苦情に関して,市町村等が派遣する者が相談及び援助を行う事業その他の市
町村が実施する事業に協力するよう努めているか。 適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条 準用(第 39 条)
・苦情に関する記録
25 事故発生 時の対応
(1) 指定居宅療養管理指導事業者は,利用者に対する指定居宅療養管理指導の提供により事 故が発生した場合は,市町村,当該利用者の家族,当該利用者に係る居宅介護支援事業者等 に連絡を行うとともに,必要な措置を講じているか。
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 40 条第 1 項)
・連絡マニュアル類
・事故記録
(2) 指定居宅療養管理指導事業者は, (1) の事故の状況及び事故に際して採った処置に ついて記録しているか。
指定居宅サービス等 基準条例第 98
適・否 条準用(第 40 条第 2 項)
点検事項 点 検 項 目 点検結果 根拠法令等 点検書類等
(3) 指定居宅療養管理指導事業者は,利用者に対する指定居宅療養管理指導の提供により賠 償すべき事故が発生した場合は損害賠償を速やかに行っているか。
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 40 条第 3 項)
(4) 指定居宅療養管理指導事業者は,事故が生じた際にはその原因を解明し,再発生を防ぐ ための対策を講じているか。
適・否
準用 ( 平 11 老企 25 第 3 の一の 3(24) の
③)
26 会計の区 分
(1) 指定居宅療養管理指導事業者は,指定居宅療養管理指導事業所ごとに経理を区分すると ともに,指定居宅療養管理指導の事業の会計とその他の事業の会計を区分しているか。
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 98 条準用(第 41 条)
・会計関係書類
(2) 具体的な会計処理の方法については,別に通知された「介護保険の給付対象事業におけ る会計の区分について」を参考として適切に行われているか。
平 13 老振 18
適・否
27 記録の整 備
(1) 指定居宅療養管理指導事業者は,従業者,設備,備品及び会計に関する諸記録を整 備してい るか。
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 97 条第 1 項
・職員名簿
・設備台帳
・備品台帳
・会計関係書類
・診療録
・サービス提供証明書
・処方箋
・市町村への通知に係 る記録
(2) 指定居宅療養管理指導事業者は,利用者に対する指定居宅療養管理指導の提供に関する 次に揚げる記録を整備し,その完結の日(利用者へのサービス提供が終了した日)から5年 間保存しているか。
① 基準第 19 条第 2 項の規定を準用する提供した具体的なサービスの内容等の記 録
② 基準第 26 条の規定を準用する市町村への通知に係る記録
③ 基準第 36 条第 2 項の規定を準用する苦情の内容等の記録
④ 基準第 37 条第 2 項の規定を準用する事故の状況及び事故に際して採った処置 についての記 録
(指定居宅療養管理指導の提供に関する記録には,診療録,医師又は歯科医師の指示に基づく薬剤 管理指導計画及び診療記録が含まれる。)
(基準第 26 条に規定する市町村へ通知する場合:
利用者が正当な理由なしに指定居宅療養管理指導の利用に関する指示に従わないことにより, 要介護状態の程度を増進させたと認められるとき,偽りその他不正な行為によって保険給付を受け,
適・否
指定居宅サービス等 基準条例第 97 条第 2 項
平 11 老企 25 第 3 の五の 3(4)
又は受けようとしたとき。)